タキザワプログラム(メソッド)これは昭和から平成にかけ理学療法士の滝沢恭子氏が道具や器械の少ない地域の訓練会や老人病院、老人保健施設、老人ホームなどで一人で同時に多数の患者さんを訓練しながらも一人で歩行できるように導いたプログラムを息子茂雄さんが体系化したプログラムです。
そんな神様みたいなことできるのは神様しかいないと思いましたが、その見た目には派手さもない簡易器具を使ったプログラムには巧みに立ち上がりに必要な内容や立って歩行していくために必要な内容が含まれています。
研究データではその使っていた簡易器具(パタコロという創動運動器)には歩行自立度との密接な関係がありました。
立ち上がり動作の動きとプログラム(タキザワメソッド)の関連性

足を後ろに引く(コロの動作)膝の屈曲、足関節の背屈
足の引き込み(コロの運動)が十分にできていないと足に体重が乗っていかないため手すりや介助者を引っ張ってしまい介助者の腰に負担をかけます。十分に足を引き込めないのは前脛骨筋(足を前に反らせる筋肉)が弱るか、足首の関節の動きが悪くなっていますので足が引き込めるように十分にコロの運動を行いましょう。
またこの引き込みが出来ずに立ち上がれない人を介助する場合にはまず足を後ろに引くよう誘導もしくは介助しましょう。片麻痺や怪我等でできない場合も動く方の足だけでも引き込んでもらうとその足が立ち上がりの援助になります。(片足だけでも力があれば立ち上がれます)

体幹の前傾(コンニチワの動作)体幹の前屈
手すりを引っ張らなければ立ち上がれない人はまだ重心の前方移動、体幹の前屈(こんにちはの運動)が足りてない可能性があります。臥床や安静時間が長く股関節もしくは背中側の筋肉が硬くなっている。もしくは腹筋や腸腰筋(股関節を曲げる筋肉)が弱っている可能性があるのでしっかり体幹の前屈(こんにちは)の動作ができるか確認しましょう。
また立ち上がる時に十分体幹が前屈できない人を介助する場合は立ち上がり動作を始める前に背もたれから背を離して体幹が30度程度前に屈むように介助もしくは誘導しましょう。

足を踏み込む(パタの動作)踵からつま先への重心移動
立ち上がる時に後ろに反り返って立ち上がれないもしくは立ち上がってもすぐ後ろにバランスを崩す時は足の踏み込む感覚を忘れているか、踏み込むための足関節の動き及び踏み込む力(パタの運動)が足りていないと思われます。踏み込みが十分に行えず重心が後ろに残ったまま立ち上がると立ち上がってもすぐ後ろにバランスを崩します。踵だけではなく足底全体に体重をかけるようにパタの運動を頑張りましょう。
この踏み込みが十分にできない人の立ち上がりを介助する場合には足底の中心から前方に体重の重心が来るように介助すればその人の踏ん張る力を最大限に利用できます。

腰を持ち上げ 膝をのばす (重錘訓練)
台に力を込めて手をついて押さないと立ち上がれないもしくは十分に腰が持ち上げられない、もしくは途中で膝折れする人は足腰を伸ばす力が足りていません。足の力が十分にないまま台に手をつくことに頼りすぎていると、人によっては変形性肩関節症を発症して肩の痛みが出る人もいます。
又膝を伸ばす力が十分にないと膝にも負担がかかります。できるだけ椅坐位での訓練(重りが楽に持ち上げられる)を十分行って負担を減らしてください。
立ち上がる時は膝が100度程度曲がった状態から90度以上伸ばす必要があるので錘が十分に持ち上げられないと立ち上がるのは困難です。
膝折れする人をを介助する場合は介助者が両方の膝で膝を挟んで膝折れしないよう介助しながら身体を持ち上げます。その際には介助される人の体重の重心が足底の中心にくるよう誘導しながら行います。

立ち上がり歩くためのリハビリプログラム(タキザワメソッド)に関しては
- お勧め理由―座ったまま器具を使ってすぐできる運動は隙間時間を有用に埋めます
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この方法の研究に関しては
バイオフィリア研究所(PC用)https://www.biophilia.biz/
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バイオフィリアリハビリテーション学会https://www.biophilia.info/
国際バイオフィリアリハビリテーション学会https://www.biophilia.pw/index.html
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